2012-11-29 Thu
寒さも増し、晴れた日には当院から白く冠雪した大山がきれいに見えます。先回は、ダイエット①をお伝えしましたが、今回は実際に行うダイエットのコツなどをお知らせしていきたいと思います。
我が家の犬もダイエットをするにあたって、缶詰を一切やめ、ドライフードのみを食べさせる事にしました。食べなければそのまま20分くらいで片付けてしまいます。食べない時、代わりに他の物を与えたりはしていません。そのせいか、毎日ちゃんとその時間に食べる様になりました。
また、総摂取カロリーが問題になるので、一日に与える餌の量をきちんと計りで計量して与えるようにする必要があります。まずは今の量の90%の量で始めてみました。もしくは、パッケージに記載された体重別の餌の量を見て、目指す減量後の体重の量を与えてみてもよいかと思います。
量を減らすのが難しいようでしたら、低カロリーのドッグフードを使っていきます。
体重は1週間ごとに計量するので十分でしょう。体重の変化を見て餌の量を加減して下さい。カロリーをきちんとコントロールしないと意味がありません。
よくある話ですが、真面目に量を量って餌を与えていたけれども体重は減らず、むしろ増えている。よくよく話を聞くと、おじいちゃんがおはぎを与えていたとか、子どもがクッキーを与えていたとか。家族が一致団結し、ダイエットの重要性を理解して取り組む事がとても大切です。
動物は体重の4分の1くらいは1回の食事で食べるので(だいたい4㎏の子は1㎏ぐらい)飼い主が責任を持って管理していくことが重要です。
なお、急に痩せると体に負担をかけ、病気になる可能性が非常に高くなります。ゆっくりしたペースで、無理のない減量を心掛けて下さい。
一日に一度、ドカッと与えるよりも、食事回数をなるべく増やし、一粒ずつゆっくりあげるのがコツのです。
我が家の犬は、1ヶ月400gの減量に成功しました。動物の100gは人間では1㎏くらになります。体も軽くなり、寒くても庭中を元気にかけまわっています。
もともと抱えている持病(椎間板ヘルニア)もあるので体重が減少し、腰にかかる負担も減るので一安心です。

寒くなってもメリーは元気に走ってまーす

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